写真家と聞いて、時に自由で、旅人で、芸術家で、時にエロティックな響きを感じると思う。
私は最近一人の写真家が気になっている。 というか好きになった。 ものすごく好きなった。 星野道夫さん。 誰もが一度はあの愛らしいまん丸の顔をした赤ちゃんあざらしの写真や、北極にいきるシロクマたちの写真を見たことはあると思う。
星野さんはそのような写真をたくさん撮っている。(もちろん他の写真家さんも多数撮影されてることも記しておきます。)
とくに私は彼のシロクマたちを撮った写真に完全に魅了された。
どのシロクマも本当に豊かな、優しい顔をしてるのである。 あの厳しい大地にいながらあんなに優しい顔を見せるのである。 気持ち良さそうな顔をのぞかせている。
その瞬間がとれる星野さんもすごい。 人間でもそうだけど、写真を撮られるのは身構えるし、警戒する。
心許せる相手にしかリラックスした写真は撮らせないものだ。
シャッターを押す瞬間、シロクマと星野さんの間に何があるのかはきっとわからない。 両者にしか分からない何か。それとも何もなく、超自然だけがあったのかもしれない。。。でも星野さんはもうこの世にはいない。
せめて私は写真を見てシロクマと星野さんのことを思う。
シロクマの映画が公開されてるらしい。 もちろん見に行く。 あと北極圏は2、30年でといわれている。 あんな優しい顔が見れなくなるのはやっぱりつらいなぁ。。
こんな私だけど、できることから始めたいと思う。
写真はうちのこぐまたち。 毎日一緒だ。 君たちは本当にかわいい。

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