前回の日記でこのへんで、小休止はいった!とかいってたけど、まちがい!
基調講演の後でした。。。 すんません。
川勝先生、この方の話はおもしろかったです。
話が環境問題から日本の禅宗までいって一回転してました。
でもなるほど、お話を聞いていると昔の禅宗なんかは、自然をあるがままに受け入れたり、取り入れたり、とまさにLOHASな暮らしだったのかもと納得。
一学一山(一つの学校に一つの山を!)なんていうユニークな発想も興味深い。
未来ある子どもたちからまず、自然に慣れ親しみ、自分たちで手入れし、共存するというような。
問題はたくさんでてきそうだが、興味深いアイデアだと思った。
小休止
最後はNPO法人代表の方、大学の先生、研究者、経営者、そして環境省。
それぞれのフィールドで第一線で活躍している方たちの日々の環境による取り組みと現状。
時間が短かったので中々、パネリストの方の対談というのがなかったので、それをもう少し私的には聞きたかった。
いろんな分野の方がいるのでもう少し橋がわたったり、対極イケンもあればなと。。。
パネリストの方で竹村真一さんのプレゼンがすごく興味深かった。
環境に関する活動は幅広い方で21-21デザインサイトなども直近では関わったお仕事の一つだそう。
個人的に目を引いたのは「触れる地球」 これはデジタル地球儀で、インターネットや衛星とのつながり
により、今現在の地球が自分の手元に、まるで宇宙から地球を見ているみたいに知る事ができる。
これを使って、50年後のシュミレーションや、仮定と現在などを見せてくれた。
活断層や雲の動き、海流などもリアルタイムだったので、本当にいろんなとこで、見られることができたり、
広まったら本当にいいと思った。
技術の進歩と発表の機会は比例してほしい。 防災を強化できるかもしれないし、何よりその土地に住む人たちがその土地の情報を一番速く正確に知る方法と努力は必要なんだろう。
作った人の目的や願いがその場で本人から聞けるというの本当に素晴らしいことだと思った。
竹村さんが切に言ってた事が、正直者がバカをみない社会=環境に配慮した社会だった。
現在は一見ノットイコールに感じられている。
必ずしもノットイコールではないような気がするのは私だけだろうか?
会場では身近にある環境配慮の家庭用電化製品の話題がもちあがっていた。(オムロン経営側が参加)
確かにエコ商品は現在、少し高いという感じもある。 でも本当に高いのか。一時的に高いのか。普遍的に高いのか? 昔の私はその場の値段だけみて、高い・安いを決めていた。
食品だって、製品だって、商品だって。
でも今は手に取った商品の時間的・性能的・環境的な一週間後の・一ヶ月後の・一年後の値段をまず考えるようにはなった。(短絡的な私にしては進歩)
その結果実はこっちの方が長持ちで安い!!じゃあないか!ごみもへるし。と気づいてしばし興奮する。
安くていいものがあれば最高。 一概にはいえないが、その場しのぎの値段を見分けていきたいなとは心がけている。 その商品が現在の商品になるまでの過程の値段も。
便利になって、商品も人間も使い捨て。なんてほんとうにさびしい。。。
(甘ったるい考えだなぁと思う人はいるかもしれない。)
私も、前は一時的でその場しのぎ、結果・結論重視で、自分がよければで、すごく短絡的な恥ずかしいほどの生活を送っていた。
今現在それが、ぬけきっているとは言えないし、まだそこにしがみついている部分は多い。
でもそれでその方法で生きてきて、現在がよくなったのかといえばノーに近い。
だからやり方を変える。
お財布との決済会議をくりかえし、何とか最大限頭と体をつかって買い物という旅に出る。
そしてゲットした時の喜びはひとしおだ。 いまさらながらその喜びが分かるようになった。。。
時間も確かに有限で大切なんだけど、暮らしてる場所(地球)も大事で、地球なくなったり住めなくなったらやはりつらい。
もちろん他にも、戦争とか貧困とかそういう窮地のにたたされている人達の問題もあふれてる。
私は今回のシンポジウムで、今、私の身近に感じる問題に関心をよせていこうと改めて感じた。
写真を最初に見たときの気持ちを忘れないように努力しようと。
きっとまたその先ざきで、また新しい問題に直面するんだろうと思う。
人間としても、環境を考える上でもまだまだ未熟な私だけど、加藤さんがいってたように、”楽しんで”進めていけたらと思う。